オーバートレーニング症候群のよくある症状

オーバートレーニング症候群のよくある症状

オーバートレーニングの症状⑴ 筋トレの成果が出ない

知らない人は注意が必要です。実は過度の筋トレや運動は筋肉を減少させ、脂肪を増やすことに繋がってしまうかもしれません。

適度な範囲内や条件下での筋トレは、やればやるだけ筋肉も大きくなるし、心肺機能の強化にも繋がります。他にもカロリー消費も増えて良いことだらけです。

しかし、一定以上の筋トレは、ホルモンの問題を引き起こしてしまいます。

テストステロンを減少させコルチゾールを増やす

オーバートレーニングは、体内でのテストステロン(男性ホルモンの一種)の分泌量を減少させ(女性にも同様に起こります)、コルチゾール(ストレスホルモンの一種)の分泌量を増やします。

これは男女共に好ましくない状態です。インスリン抵抗性(インスリンの効力が薄れてしまう状態)が増し、脂肪の蓄積が促進されます。

また、テストステロンが減少するということは、筋肉の成長効果が著しく低下してしまうことになります。そして、コルチゾールが増えるということは、筋肉の分解(異化)が高まり、筋肉量の減少へと繋がってしまいます。

本来筋トレとは、強さとスリムさを手に入れるために行うはずのものが、オーバートレーニングでは逆の効果が表れてしまいます。

オーバートレーニングの症状⑵ モチベーションの低下

トレーニングを頑張りすぎた結果、モチベーションがなくなってしまった事はありませんか?

筋トレや他の運動を行う気力が失われたら、それはトレーニングのやり過ぎを感知して、体が休息と回復が必要だとメッセージを送っているのかもしれません。

こういった状態が、オーバートレーニングの症状としてよく確認されています。

誰しも何故かトレーニングをする気になれない日があるものです。もし何日も、あるいは何週間のトレーニングをする気にならないなら、体が発するメッセージに耳を傾け、休息を取るべきかもしれません。

オーバートレーニングの症状⑶ 筋肉痛が長く残る

筋肉痛は日々の栄養摂取にも依存します。しっかりと食事を摂っているのに、筋トレによる筋肉痛が治らないなら、オーバートレーニングに陥ってしまってるかもしれません。

この場合の筋肉痛は通常の筋肉痛と異なり、症状が数日間余計に長引き、痛みも強い場合があります。

筋トレ初心者の中にはトレーニング量を増やしすぎる場合があり、そういった理由でオーバートレーニングが初心者に起こりやすい傾向があります。

初めて腕の筋トレをした時の事を思い出してみてください。その後一週間は腕をあげる事さえ出来なかった…なんて経験はありませんか?

こういった症状も、オーバートレーニング症候群の徴候として注意しておくべき症状です。

オーバートレーニングの症状⑷ 手足、骨、関節の慢性的な痛み

筋トレ後に発症する遅発性筋肉痛(時間を置いてからなる筋肉痛、一般的に筋肉痛と言われるのはこの事)は正常な証です。

しかし、もし筋肉痛と一緒に、骨や関節の痛みまで発症してしまい、それが長く続く場合、オーバートレーニングを危惧して下さい。

もしこの上ない激しい痛みを、手足・骨・関節などにも感じるなら、トレーニングの量や強度を減らすようにした方が良いでしょう。

オーバートレーニングの症状⑸ 頻繁に体調が悪化する

体調の悪化は、睡眠不足や不規則な食生活、運動不足や精神的なストレスなどが原因で起こります。しかし、これらの点に問題がないのに体調が悪いと感じるなら、それはオーバートレーニングが原因かもしれません。

朝起きた時に感じる鼻風邪や、頻繁に続く咳といった症状は無視しがちです。でも時には、体が発するメッセージに耳を傾けるようにしましょう。

そうした些細な症状は、過度のトレーニングによる免疫系の変調を伝えてくれているのかもしれません。

オーバートレーニングの症状⑹ 集中力がなくなる

これはパワー系のトレーニングや、HIIT(高強度インターバルトレーニング)を頻繁に行う場合によく現れる症状だと言われています。

交感神経が過剰に働く事で、心身の過剰興奮、落ち着きのなさや不安感、集中力の欠如といった症状が現れる為です。

また、睡眠は回復や身体の強化に重要ですが、この精神状態は睡眠を阻害し、オーバートレーニングからの回復を更に難しくしてしまいます。

オーバートレーニングの症状⑺ 一日中だるさを感じる

これもオーバートレーニングによる交感神経への影響が原因で、持久系のアスリートによく起こるタイプの症状です。

先述したテストステロンの減少とコルチゾールの増加は、時に衰弱したような疲労感をもたらし、まるで風邪をひいたようなけだるさを引き起こす事があります。

持久系のトレーニング(長距離マラソンなど)をやっていて、このような症状を感じたら、休息をするか、短く強度の強いトレーニングに変更してみるといった対策が必要でしょう。

オーバートレーニング症候群の症状をまとめると

オーバートレーニングのよくある症状を説明してきましたが、それ以外に起こりうる症状も一緒にまとめると、次のようなものがあります。

オーバートレーニングの症状のまとめ

  • 疲労
  • 筋力の低下
  • 持久力の低下
  • 最大心拍数の低下
  • パフォーマンスの低下
  • ケガの増加
  • 体の硬化
  • 落ち着きがなくなり、不安になる
  • 高血圧
  • アレルギー反応
  • 生理周期の変化
  • その他多数