アキレス腱断裂の手術やリハビリ

アキレス腱断裂の手術やリハビリ

症状

アキレス腱断裂は限度を超えた張力が加わることで、アキレス腱が切れてしまう障害です。 昔から陸上選手に多く見られる障害ですが、近年は運動を再開した中高年が生じるケースも増えています。

発生後は強い痛みを伴い、断裂直後から歩行困難などの症状が起こります。 治療に手術が必要になるだけでなくリハビリも必要など、運動中に起こる障害の中でも重症度が高い障害なのです。

手術

治療は腱の接触があるかで異なり、接触があると保存療法でも対処が可能です。 しかし、腱が離れている場合には手術による腱の縫合が必要になります。 これをアキレス腱縫合手術といいます。なお、この術式には主に2つの方法があります。

一つめは皮膚を5cmほど切開し直接目で確認しながらアキレス腱の縫合を行う直視下縫合です。入院が必要になりますが、直視下で縫合するため再断裂する確率を大幅に下げられるメリットがあります。

2つ目は切開を伴わない経皮縫合術です。 これは皮膚に4カ所の穴を開け、アキレス腱を縫合していきます。手術時間が短く、局所麻酔で行えるため入院する必要がありません。また、切開が不要なため回復までの時間も短くて済みます。

リハビリ

アキレス腱の再建術は高い治療効果を発揮するため劇的な改善が見込めます。 しかしその一方で、筋力の低下や関節可動域の狭小化、血行不良などの後遺症が残りやすいデメリットがあります。このデメリットを解消するのに必要なのが術後のリハビリなのです。

方法は様々ですが一般には装具をつけた状態から開始します。 痛みも伴うため辛いことも多いようですが、必須のトレーニングのため必ず受けるようにしましょう。なお、自己流のリハビリは悪化を招くため絶対に行ってはいけません。担当医や理学療法士の指示を守り正しい方法でリハビリを行うことが重要になります。