オーバートレーニング症候群の治療/予防策

オーバートレーニング症候群の治療/予防策

オーバートレーニングに陥ると、神経系がショートした状態になるため、回復に数日から数週間、時には数ヶ月かかる事さえあります。

もしこの状態に陥ったら、回復を行うために、完全な休養をとるのが最も有効な治療法となってくるでしょう。

しかし、オーバートレーニングを未然に防いでおけば、このような治療の為に時間をとる必要がなくなり、筋トレやその他の運動から長期離脱してしまう事を防げます。

以下のポイントをおさえ、賢くトレーニングを行い、体に十分な回復期間を与えましょう。

トレーニング量は適切に

オーバートレーニングは、過度なトレーニングで引き起こされる為、当たり前の事をして適切なトレーニング量を守る事が大切です。

例えば回復に二週間もかかるなんていう筋トレは行わないようにしましょう。

また、強度な筋トレや運動の合間には、可能な限り休息をとるようにしましょう。ウェイトリフティングのような高負荷なトレーニングを二日間連続で行うことは避けた方が無難です。

例えば『ある週は高負荷な筋トレを行い、次の週は軽めの筋トレを行う。』というように、週ごとに筋トレの強度を変えることも効果的です。

筋トレの効果を最大限に高め、同時に怪我のリスクを減らすには、筋トレの量や強度を急に高める事は避け、ゆっくりとステップアップしていくようにして下さい。このプロセスが体の新たなストレスへのスムーズな適応を助ける事になります。

また、4〜12週間に一度、わざと筋トレの量を大きく減らして体の回復を図る週を取り入れる事も効果的です。

休養期間の過ごし方を見直す

先述の通り、トレーニングとトレーニングの間に、2〜3日間の休息を取り入れる事で回復は大きく進みます。しかしこの間、運動を一切行なってはいけないというわけではありません。

休息日に行えるトレーニングメニューもいくつかあります。オーバートレーニングや怪我を防ぎながら、体の活動レベルを維持します。

また、グリッドフォームローラーなどを用いて、適切なストレッチや筋膜リリースを行うのもとても効果的で、特にデスクワークの多い人は積極的に取り入れると良いでしょう。

積極的休養

ヨガや水泳のような運動も体の回復を促します(当たり前ですが、やり過ぎは玉効果なので注意しましょう)。

こうした運動は「積極的休養」と呼ばれ、体の回復・再生を促します。ヨガでは呼吸やゆっくりとした動きに集中し、終えた後の爽快な気分を楽しみましょう。

睡眠は誰にでもできる予防&治療法

睡眠は効果的且つ単純で、お金もかからない、誰にでも出来るオーバートレーニングの予防策です。

しかし同時に、多くの人が良質な睡眠を逃してしまっています。

トレーニングの効果を2倍に高め、同時にオーバートレーニングに陥るリスクを減らしたいなら、通常より1時間か2時間早く寝ると良いでしょう。

睡眠は身体の修復を助け、筋肉を成長させる大変重要な要素です。

栄養摂取について真剣に

食事は筋トレにおいて、筋肉の成長において、そして体の回復において大きな役割を担います。

よって、食事をしっかりと摂らないで栄養不足の状態を作る事は、自分で自分の首を絞めているようなものです。

オーバートレーニングに陥らない為にも、しっかりと食事と栄養の管理を行っておきましょう。特に激しいトレーニングの期間中はカロリー制限などは行うべきではありません。

ストレスの原因を取り除く

稀にオーバートレーニングに関する要素として、体のストレスレベルがあります。ここでいうストレスとは、筋トレなどのトレーニングによるストレスだけでなく、それ以外の場面でのストレスも含みます。

もし他に問題ないのに、トレーニングで成果が上がらないなら、ストレスが原因かもしれません。

仕事で締め切りに追われていたり、人間関係に悩まされている状況で、過度のストレスが溜まり、トレーニングの効果が妨げられ、オーバートレーニング症候群を引き起こす原因になってしまいます。

こういう時は、筋トレを少し休んで、ヨガや瞑想、軽めの運動など、ストレスを抑えるのに効果的なエクササイズや活動を行うのが良いでしょう。

 

いかがでしたか?

今回はオーバートレーニングについて説明してきました。

筋トレ好きな人によくありがちなのが、変な強迫観念によって、とにかくトレーニングを頑張り過ぎてしまうという事。そうなると、今回のようなオーバートレーニング症候群になってしまうかもしれません。

そうならない為にも、オーバートレーニングの症状や治療・予防法をしっかり覚え、自分自身の体の状態を把握し、しっかりと管理していきましょう。